親が施設に入った後、実家はどうする?
施設入居後の実家をすぐ空にするべきか迷う家族へ、戻る可能性、費用、空き家管理、本人の意思から判断する順番を整理します。
このページの結論
入居した日に「実家じまい」を決める必要はありません。まず食品と事故の原因を片付け、本人が施設で落ち着くまで、思い出の品や財産に関わる物は保留できます。
入居した日に「実家じまい」を決める必要はありません。まず食品と事故の原因を片付け、本人が施設で落ち着くまで、思い出の品や財産に関わる物は保留できます。
最初の一週間は「家を空にする」より事故を防ぐ
施設への入居直後は、本人の体調や新しい暮らしが落ち着かないことがあります。家の今後を急いで決めず、冷蔵庫の食品、生ごみ、火元、水漏れ、戸締まりなど、放置すると傷みや事故につながる場所だけを先に確認します。
- 冷蔵・冷凍品と生ごみを片付ける
- ガス、暖房器具、水栓、戸締まりを確認する
- 薬、保険証、診察券、施設で必要な日用品を届ける
- 郵便物を回収する担当と頻度を決める
- 室内とメーターを写真に残す
残すか手放すかは、3つの質問で考える
1. 自宅へ戻る可能性はあるか。 施設や医療・介護の担当者に、短期入所なのか長期入所の見込みなのかを確認します。
2. 毎月いくらかかるか。 固定資産税、保険、電気・水道、庭、交通費を月額に直します。
3. 誰が管理できるか。 月一回など現実的な頻度で、通風、漏水、郵便、庭、近隣への影響を見られる人を決めます。
迷う場合の期限
「今すぐ売る/ずっと残す」の二択にせず、3か月後に再判断する日を決めます。その間の維持費と管理記録が、次の判断材料になります。
「今すぐ売る/ずっと残す」の二択にせず、3か月後に再判断する日を決めます。その間の維持費と管理記録が、次の判断材料になります。
本人に聞くときは、捨てる話から始めない
「家をどうする?」では答えにくいため、「施設へ持ってきてほしい物はある?」「誰に渡したい写真がある?」「家へ戻ったら使いたい物は?」と、一つずつ聞きます。本人が大切にしている物と、家族が重要だと思う物は一致しないことがあります。
先に処分しない物
権利証、通帳、印鑑、保険・年金・税金の書類、写真、手紙、貴金属、スマートフォン、価値の分からない収集品。所有者である本人の意思と、必要な権限を確認してから扱います。
権利証、通帳、印鑑、保険・年金・税金の書類、写真、手紙、貴金属、スマートフォン、価値の分からない収集品。所有者である本人の意思と、必要な権限を確認してから扱います。
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